シェアハウスでいこう!

…信じられない。

「ほんとにほんと?」

「本当」

「そうか…なら帰って」

「は?何でだよ 金無いんだろ?」

「うん そうだけど何?」

「家に来いよ」

「…金がないのは確かだけど…
それでも、行くのはまずいよ」

「シェアハウスだから多分大丈夫
見ず知らずの奴に家やろうとしてる
俺って本当優しいなーと思うけど」

「お金が無いのは確かだし、
家賃も払えなくてこのまんまじゃ
生きてすらいけないけど…」

「なおさら来い」

「さすがに男と二人暮らしは嫌だ!」

「シェアハウスだし、家賃は
俺が払ってやるよ サービスでな」

「……っ!」

不覚にも東は良いな、と思ってしまう。
親もいない、金もない、働き先もない
東には、とても眩しい言葉に聞こえた。