私は、 その方法を覚えて、 お祭の日に 使ってみようと思った。 無理かもしれないけど お祭の日なら、 みんな慌ただしく動いているから 成功するかもしれないと、 思ったからだった。 それに、 お城の外でもやっている 『お祭』というものを 一度でもいいから、 見てみたいと 思ったかったからだった。 私はその日から、 かすかな希望に 思いを馳せながら お祭の日を 今まで以上に楽しみにして、 日々を過ごした。 絶対に誰にも 気付かれない様に、 そう注意しながら。