「俺が最後だったのに…。 最後の……。」 コウさんは何で、 何でこんなにも強いんだろ。 私は今もまだ、 過去から踏み出せずにいるのに。 「………」 何て言えばいいのか 全然、分からなかった。 「ごめんな…… こんな暗い話して!!」 沈黙を裂くように、 コウさんが言った。 「ありがとう。 コウの話聞けて嬉しかったよ。」 ノイさんが返事をする。 私は…… 何も言えなかった。 過去を背負いながらも 前に進んでいる人がいるのに、 自分は……。 すごく情けなく感じた……。