私たちは話しながら、 宿に向かって歩いた。 この町から見る星空は 本当にきれいだった。 本当はオルアと 同じような 星空なのかもしれない。 だけど、 大切な人が近くにいる。 それだけで、 景色は何倍もきれいに見えた。 大切な人が近くにいる…。 大切な人が……。 やっぱりまだ完全には 振り切れないや…。 過去はそれだけ 大きいものなんだ。 ノイさんの大切な人、 カルさんは今……。 ノイさんは 心配じゃないのかな。