episode1. _________________ 懐かしい夢をみた。 さっきまで深い眠りに落ちていたのに、頬に笑みが溢れてくる。 隣には愛しい彼。 今ではもう呼ばないけれど、 「…ともちゃん」 閉じられた瞳に そっと唇をあてる。 懐かしい呼び名。 いつからだったかな、『ともちゃん』って呼ばなくなったのは。 そう思いながら、また深い眠りに落ちていく。 _________________