秘密の一ヶ月



「え、あいつはただのマネージャーだよ?」

そうだったんだ...


「ちゃっかり完成した映画の脚本持って行ったよ」

「..!?」


完成した....??

完成したんだ...!!

「よかった....」

「なんだなんだ、思いつめた顔してると思ったら急に安心して」


私の変化に気づいてくれていたきりとさん...

だめだ...

涙が...


「ちょ、お、おいことね?...どうしたんだよ」



――――ポンッ


きりとさんの手....あったかい..

「ふぇっ...ぐすんっ..」

きりとさんが好き...

知りたい...もっときりとさんのことが知りたかった..