昼休み、
「愛、ご飯食べるよ」
「んー。」
2時間目から4時間目の授業を全部寝ていた愛は昼だけ起き出す。
「今日はなにー?」
「今日は弁当だよ。」
「やった。愁の弁当」
ご機嫌な愛に弁当を渡す。
愛の昼飯は、いつも俺が作っている。
愛のお世話をしてあげたい俺は、愛の身の回りの事をだいたいしてあげる。
「ごち。」
食べ終わった愛は、寝る体勢に入る。
「愁おやすみー。」
「おやすみ。」
そんな愛を微笑ましく見守るクラス全員。
頭を撫でてると
「すぅー。すぅー。」
規則正しい寝息が聞こえてくる。
愛の弁当を片付けて、俺は愛の観察。


