暗闇をひとり歩く僕
黒く塗りつぶされた世界
僕は何処へ向かうのか




閉ざされた波長にひとり居る僕
静寂とは言えない無音の世界
僕は何を聴くことができるのか




周りが見えない
時間もわからない
空間さえつかめない





だけど僕は持っていた




最初から持っていた








胸の奥にある僕を照らす光





それに気づいたとき
僕の世界は一気に色づき始めた