wait for me



もしかしたらここまま病気が治るかも
なんて思ってしまう。

「陽ー!!こっちー!!!」

「おぃ、待てってー!」

走り回る優璃

アイツいつの間にあんな遠くまで走ってんだよ

白い砂浜に細い足跡が残る

俺はそれを辿るように追いかける


ドサッ


一瞬だった。本当に。

「優璃?」

走っていたのに突然膝をつけて
しゃがみ込んでいる

「…うっ」

まさか


「優璃!!」

走って優璃を起こす

「いた…い。……ハァ…痛い…ハァ」

「近くに病院…」

俺は優璃をおんぶして
道に出るそしてタクシーを呼び
病院まで向かった