「陽…?何言ってるの……?
私病気なんだよ……?迷惑かか……」


「迷惑なんて思わねぇ!!!
無理して笑うなよ……泣きたい時は
泣けばいーだろ。」

優璃をはなしたくない。

「うっ………陽…っ…グスッ」

やっと泣いてくれた。

優璃は多分泣き顔を誰にも見せなかっただろう。

ずっと我慢してきたんだ。


「優璃、顔あげて?」

「…グスッ……」

目を真っ赤に腫らしてる

「俺はね、がんだろうと何だろうと、優璃が好きなんだよ。」

「…………。」

「聞いて、もう一度言うよ?」

「え……?」



「俺と付き合ってほしい」