「そろそろ、帰ろう。」

「そうだね!今日はありがとう!」

「こちらこそ、いい暇つぶしに
なったよ。」


「じゃあ、また明日!」

優璃は図書室から出た
そして玄関とは逆の方へ行った。

「優璃!」

「へ?なに?」

優璃が振り返る

「玄関、そっちじゃない」

「えっ!!!」

やっぱりか。

「こっち。」

優璃は走って戻ってくる

「さっそく、間違えた。」

「方向音痴?」

「かもねぇ笑」


そんなことを話しながら

優璃と放課後を過ごした