あれほど勝手に部屋に入るなと言ったのに… ゆうとは懲りてないみたいだ… ポケットに手を突っ込みながら、私から顔を背けた 「ほら急げよ、遅刻すんぞ」 『え?遅刻?』 私は時計を見た 時計の針がさしているのは、遅刻の2文字