家に入り、よくよくと考えてみる。 あたしと深影はもう恋人同士…なのだろうか。 でも深影はあたしを嫌いと言った。 そんな深影にあたしは好きと告げた。 …わからない。 あの時見せた笑顔は、お別れのものなのか、 これからも見れるものなのか。 …あたしは、また一つ不安を胸に 布団に潜り込んだ。