当時、私には付き合ってた彼がいた。 その彼は、車で走ることが好きで、よく峠にいってたの。 真守はバイクだったけど、三人でよく話すようになったわ。 いつしか、その付き合ってた彼と 遊びに出かけたの。 いつもみたいに。 でもそこで、運悪く、私が知らない男の人に声をかけられてね。 彼は逃げ出したわ。 私を置いて。 「そんな…」 未来さんの瞳は悲しげに揺れていた。