体育が終わってから、
俺は案の定発作を起こしてしまい、
保健室にいた。

「…ちー、ゆっくり寝てろよ。」

「…あぁ。かんにんな、航。」

「謝んなくていいから。
試合した事は華恋には黙っとくよ。」

「…おおきに、航。」

まどろみの中
そんな会話をしたことだけは覚えている。