……はい⁉︎ 「あたしが東雲くんを好きと⁉︎」 目元に溜まった涙を指先で軽く拭う彼に急いで聞き返す。 「うん。それしかないでしょ」 未だにクスクス笑ってる東雲くんを見ながら考える。 「俺が他の女の子と付き合って、デートしたり、キスしたり、それ以上のことしたり。 考えてごらん。嫌な気持ちにならない?」 東雲くんが他の女の子と付き合ったり、デートしたり、キスしたり、それ以上のことをしたり…。 …絶対嫌だ。