ぼーっとしながら下駄箱まで来てみると、そこには下駄箱に背をつけて誰かを待っている東雲くんを見つけた。 や、やばい。 これじゃ、あたし帰れないぞ…! なんでなのか。 東雲くんが背をつけているところの近くに、ちょうどあたしの下駄箱があるのだ。 アワアワしていると、パチッと東雲くんと目が合った。