「…………」 き、気まずい。 ユキちゃんはニヤニヤしながら東雲くんを眺めてて。 東雲くんはニコニコしながらあたしを見てきてて。 クラスメイトは、なんだなんだとあたし達を遠回しに眺めてて。 あたしはあたしで、誰も喋らないから何か話題になるものはないかと頭をフル回転させて考えていた。 …もう、誰か何か喋ろうよ……。 そんな気まずいお昼休みを過ごしたのでした。