河童観察物語。

見た目は恐らく20代前半、それも本当に20歳に近い。目は緑色と日本人らしからぬ色。髪もよく見たら黒にうっすらと緑がかっている。そして、ツバ付の帽子を被っている。形は好きなものを想像してかまわないけど。


まあとにかく外見はどうでもいんだよ。もう一度言うけど、僕は大の大人にお金を貸すなんてまっぴらごめんだし、そもそも初対面の人にお金を貸すほど僕はお人よしじゃないし。当然の考えでしょ。


それを告げると、その人はキョトンとし、「何の話だ?」と首をかしげた。どうやら僕の考えていた事を頼もうとはしてなかったみたいだ。


アレ…なんだ、違うのか。でもさすがにそれはないか。さすがに極々一般的な常識は持ち合わせているよね。僕の考えすぎか。なんか変に神経質になっちゃったなー。じゃあ、この人は僕に何を頼もうと言うのだろうか。


次の瞬間、僕の想像を遥かに超える答えが飛び出してきた。


勿論、悪い意味で。