心臓の音がどうしようもなく大きくてドキドキして、ためらいながら教室の扉をくぐった。
最初に未来ちゃんの笑顔が視界に入って、少しだけ緊張の糸がゆるむ。
「奏英、大丈夫?」
「うんっありがとう」
いつもしつこいくらい追求してくる未来ちゃんだけど、
「頑張れ」
そう言って柔らかく微笑んだ。
席に着こうとしたとき、タイミング良く後ろの方から瞬くんの声。
振り返るとやっぱり瞬くんがいた。
話しかけなきゃ。
でも無視されたら?
迷惑だったら?
だけど、素直になるって決めたんだもん…。
今じゃなきゃ後悔する。
「しゅっ瞬くんっ!」
驚いたような顔で瞬くんはあたしの方を見た。
声をかけたんだから当たり前のことなのにあたしまでびっくりして体が火照る。
「ん、なに?」
「なっ、なんでもない…あっ後で…ね?」
「あー…うん。」
淡々とそれだけ言うと自分の席の方に歩いていってしまった。
こんな冷たい瞬くんって今までになくて、本当に終わるんだと実感してしまった。
そんな瞬くんに駆け寄る桃ちゃん。
桃ちゃんは今日も可愛い…。
瞬くんは瞬くんで満開の笑顔。
あたしにはすごく冷たいくせに…。
改めてもうダメかもと言うことを感じて、胸がズキンとして、今にも零れそうな涙を堪えるのに精一杯だった。
最初に未来ちゃんの笑顔が視界に入って、少しだけ緊張の糸がゆるむ。
「奏英、大丈夫?」
「うんっありがとう」
いつもしつこいくらい追求してくる未来ちゃんだけど、
「頑張れ」
そう言って柔らかく微笑んだ。
席に着こうとしたとき、タイミング良く後ろの方から瞬くんの声。
振り返るとやっぱり瞬くんがいた。
話しかけなきゃ。
でも無視されたら?
迷惑だったら?
だけど、素直になるって決めたんだもん…。
今じゃなきゃ後悔する。
「しゅっ瞬くんっ!」
驚いたような顔で瞬くんはあたしの方を見た。
声をかけたんだから当たり前のことなのにあたしまでびっくりして体が火照る。
「ん、なに?」
「なっ、なんでもない…あっ後で…ね?」
「あー…うん。」
淡々とそれだけ言うと自分の席の方に歩いていってしまった。
こんな冷たい瞬くんって今までになくて、本当に終わるんだと実感してしまった。
そんな瞬くんに駆け寄る桃ちゃん。
桃ちゃんは今日も可愛い…。
瞬くんは瞬くんで満開の笑顔。
あたしにはすごく冷たいくせに…。
改めてもうダメかもと言うことを感じて、胸がズキンとして、今にも零れそうな涙を堪えるのに精一杯だった。

