暗闇に不気味に光る一筋の青い炎。


それは、夜道をユラユラと彷徨い毎夜獣に飢えている。






そして、悪を滅ぼし闇をも飲み尽くす。そう、光の様に。


人々は言う
「この世から悪を滅ぼしてくれる方。
そして神に最も近い存在。あのお方を怒らしてはならぬぞ。神の怒りに触れてしまう。」




と、だがその正体が何なのか誰にもわからない。人間なのかそれとも、本物の神なのかすら。