「すず、歩くの遅い」

「えー、疲れたよー……」

「どんだけ足短いんだよ」

「短くないよ。あおが長いだけでしょ?」

「かわいそうな体ですね」

「失礼なっ!!」

「ほら、早く帰ろう。腹減って死にそう」

そう言い手を繋ぐ

あおはこうやっていつも自然に
手を繋いでくる。

「あお君~」

「なにー?」

「ふふ、」

「え、なに?」

「いやーなんか幸せだなーって」

「……//」

あ、今絶対にあお君照れてる。