「…いやっ…
やめてください…」



マリアの声がした






建物の影から声のするほうを覗くと
腕を掴まれているマリアがいた



マリアの腕を掴んでいる相手は多分3年生




「いいじゃんか…すこしだけだから」




と言いながらマリアを壁に押し当てた







「こんなに綺麗な脚をして」




ジッとマリアの脚に視線を向ける男



「ひゃっ…」





マリアの声





男が邪魔でよく見えなかったけど、マリアの太ももに手が触れている