ドスッ ゴスッ

「ぅあああああ・・・・ てめぇ何もんだよ」

その男の問い掛けに答えることなく女は
ただ冷たい瞳で見下ろしていた・・・

「ぉ・・んなだからって・・・ふざけんじゃね・・えぞ?」
「ぁあ?」

ドスッ ゴキッ


「うあああああああああああああ」

女は男の悲鳴を背中に受けながらその場を後にした・・・。


夜街の路地裏には
何度もの悲鳴が響き渡った・・・

そしてその女は余りにも
綺麗で残酷だった・・・