「…鈴?」


「ごめん、起こした?」


「いつから、起きてんの?」


「さっきだよ」


「そっか」


私を包むように、ぎゅっと抱き締められる。



「幸せだな」


「うん。すげぇ~幸せ」


「今日、どーする?」


「まだ、このままいたい」


「そーだね」



直の腕の中、目を閉じた。