花胡に甘えて数年、俺はやっと鈴を過去に
することが出来た。



「花胡、今までありがとう。

こんな俺だけど、これからも側にいて欲しい。

花胡…好きだ!



………結婚してくれ!」



「淳くん………」





泣き崩れる花胡を支えて、今までの感謝の
気持ちを込めて、甘いキスをして…




花胡の細い指に、ダイヤの指輪をそっと
はめた…



それを見た花胡は、号泣をして
俺に抱き付いた…





淳と花胡の知られざる過去…



淳side Fin