「「カンパーイ」」


「…………」


「…………」



直は体ごと私の方に向けて、長い足を組んで
肘をついて、じぃーっと見つめている。


どーしよう…


怖い…でも…



「なお…」


「何?」


「鈴は、直と別れるつもりも浮気するつもり

もないよ…」


「当たり前だろ」


「怒んないで?」


「それは、鈴次第」


「ん?どーゆーこと?」


「自分で考えろ」


「えーーー………」



チラッと愛桜たちを見ても、うちらを
気にせず、食べ始めていた。