無口な彼






やっぱりやったのか〜











ガチャッ










「…はい」







「あ、ありがとう」








「何お前泣いてんの?」










「えっ?泣いてる?」










「泣いてるよ…
そんなに俺の部屋これてうれしいか?笑」









「……うれしいよ

ねぇ、昨日も家に誰か来たでしょ?」








「……は?なんで?」









「喫茶店でみたし…」








「あ〜、見られてたのか…

 昨日は結構楽しかったよ笑」









「ば、馬鹿じゃないの?
それなら…










わたしともしなさいよ!!」













「お前、できんの?
前の彼氏とは
キスもできなかったくせして」









「…へっ?なんで知ってんの?」









「た、たまたま聞いただけだっつーの!
ってか、どーなわけ?」









「できるわよ!」









「ふーん
じゃ、脱いでみな」