課長、ちゃんと聞いてください。

俺は死ぬほどどきどきしながら、あべちゃんを見つめる。






「俺も………あべちゃんの頭撫でたり、あべちゃんをぎゅっとするの、好きだよ………。


でもね、なんか、緊張しちゃって〜、なかなか踏み出せなかったの〜」






正直に打ち明けると、あべちゃんがふふっと笑った。





かわいい………!!







「緊張するのはお互い様です。


あたしも、課長といると緊張しっぱなしで、心臓がおかしくなってばっかりです」






「そぉか〜、うん、嬉しいなぁ………」







いつもクールなあべちゃんが、俺といるとどきどきしてるなんて。





嬉しすぎます。






「ですが、あたしは、もっと課長と距離を縮めたいと、切に願ってます」






「うん………」






きゅんきゅんしすぎて、ちょっと涙が出てきそうだ。