課長、ちゃんと聞いてください。

「…………では、課長のお住まいに、お邪魔したいです」


















「……………ふぇえっ!?」







驚きのあまり、変な声が出てしまった。




でも、あべちゃんは真面目な顔で俺をじっと見上げて、どうやら俺の答えを待っているらしい。






俺は爆発しそうな心臓をなんとか抑えつつ、裏返って掠れた情けない声で、






「………もっ、もちろん、いいよ〜。


てゆーか、大歓迎さ〜」






先週の日曜日、たまたま思い立って部屋の掃除をしておいて良かった………なんて思いながら答えると、あべちゃんがふんわりと笑った。






「………よかった。


嫌って言われたらどうしようかと思ってました」







………あぁもう、どうして君は、そんなにいちいち可愛いの〜!?