「ワタル君、私はあなたが好きなのよ…」 深夜、眠るワタル君。 その上には、青白い顔で泣く幽霊ひまわり。 ワタル君には、霊能力なんかなく、ひまわりを感じることも見ることも触ることもできない。 心はもうぐっちゃぐっちゃに崩れた幽霊ひまわり。 恋する乙女 幽霊はどうすることもできなくいた。 思うことは一つ。 「死んでしまいたい」 あなた生きてませんから~。 「この想いを殺してしまいたい」 あーそういう意味か~。