『大丈夫ですよ 走ったりはしませんから』



「喘息の発作出たら今のちさちゃんの体力じゃきついと思うから」



『気を付けます』



「それならよし!朝ごはんしっかり食べて行ってね」



『はい!今日も一日頑張って下さい!』



「頑張ります!じゃー、学校から帰ってきたころにまた来るから
またあとでね」



『はい!』



先生は忙しかったのか、少し速足で病室を出ていった


それから私は朝ごはんを食べ、準備を済ませて学校へと向かった…


ここから学校までそこまで遠くはない

30分あれば着く

陰口言われるのは慣れるものじゃない

だから、遅刻ギリギリを狙って登校している