『私がみんなの前で話すんだ
先生にさっき時間もらった』



「そっか…」



『うん…しっかり伝えなきゃいけないから…』



「無理はしないでね?」



『うん ありがとう』



キーンコーンカーンコーン


ガラガラ



「席つけー 次学活だからってたるんでんじゃねぇーぞ」



先生…日に日に口調がヤンキーに…



「今日の学活は大切な話をする
あっ、俺からの話じゃなくて、後藤からの話な
後藤よろしくな」



よしっ!頑張ろっ



『はい』



そう言って席をたった瞬間、視界がグニャリと曲がったが、目を閉じまた開くとそれはおさまった

私は教卓までいき、みんなの前に立った



『今日は、さっき先生からもあったようにみんなに大切な話をします』