「待って!」



『なんですか?』



「生きることを…諦めちゃだめよ?」



そんなこと…



『分かってます』



「頑張って」



『ありがとうございます!』



ガラガラパタン



保健室に行くのも今日が最後だったんだな…

そんなことを考えながら、私は教室に戻った



「ちーちゃん大丈夫?」



最初に声をかけてきたのは加絵だった



『大丈夫だよ 保健室でたっぷり寝てきたから』



「良かった…なんかあったら言ってね」



『うん!』



「次の学活何すんだろ」