ん?あれ…私寝ちゃったんだ…

今何時だろ

私はしまっているカーテンを開けた



「後藤さん大丈夫?さっきよりは随分顔色はましになったけど」



『あっ大丈夫です 今何時間目ですか?』



「もうちょっとで五時間目が終わるところよ」



ちょうどいい時間に起きたな



『分かりました』



「どうする?早退する?」



『いえ 六時間目は私の最後の授業ですから…』



「無理はしないこと!倒れちゃ意味ないんだからね 分かった?」



『はい』



「最後ってことは明日からは入院?」



『多分そうなると思います』



「そう…」



キーンコーンカーンコーン



『じゃー私教室行きますね!お世話になりました!!』



そう言って!私は先生に背を向けた