「そんなに急がなくてもいいでしょ?」 そう言いながらもあたしも急いで歩きだす。 「美咲はここね?ここの席が取れてよかった。」 確かにこんなど真ん中の席が2人並んで取れるなんて奇跡にちかい。 周りを見てみる結構たくさんの人がいた。 「映画始まるよ?」 「うん。」 せっかく来たんだから楽しまなくちゃ。 周りが暗くなって映画がはじまった。 そこに映しだされたのは綺麗な女優でもなくカッコイイ俳優でもなく… 平凡なあたしの顔だった。