最強少女と愉快な仲間達**

 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
数秒だけ同じ状態が続く。

「そろそろ本当に行かなきゃ。」

そっと雄大の腕の中から離れて門の前まで行く。

雄大は微笑んだ。
私も微笑み返す。

「いってきます。」

「いってらっしゃい。」


お互い手を振りあって私は校舎に入っていく。

これは、一生の別れじゃない。
一生会えないってわけでもないし、今は携帯という便利なものまであるわけ。

いつでも声が聞こえるし話ができるんだ。



でも、雄大が抱きしめてくれた温もり、雄大が頭を撫でてくれた温もりが今でもまだ残ってる。


ありがとう。