――学校に着き、自分の席に座ると怪訝な目で見られ周りはヒソヒソと話しては笑い声をあげる。

よく見ると机もわざとらしくボクから避けてる、これもまたボクの日常だ。

小学生の頃は元気良くうるさすぎるくらいの生活を送っていて中学生に上がり大人しめの生活をしようと試みたのが間違いだった。

地味だ、オタクだ、ノリが悪いだ、流れに乗れなければマトになる、それが学校っていうものだった。

世の中はこれをイジメだと言う。

ボクにはどうしてかイジメだという実感がなかった。

ただ意図的な悪意に引っかかってしまった、とは思っていた。

別に漫画の様に靴を隠されたりシャーペン折られたり殴られたりなんて事はなかった、だから周りは子供なんだと思う事で耐えてきた。

何も言わないことをいい事にどんどんエスカレートしていった。

『学校に来たくない。』

Twitterの愚痴用アカウントに書き込んだ。

正直これが本音だ。