涙色のバレンタイン。








放課後のチャイムが鳴ると、花がやってきた。



「帰ろうっ」


「う―…」





言いかけたとき、柚樹クンがやってきた。





「俺と帰らない?」



「おぉ??何?柚樹ってば、菊のこと好きなの?」






面白そうに言う、花に対して柚樹クンの頬は少し赤かった。





「そうだよ…?」