「……はぁ、はっきり言って全然駄目
正体不明、規模不明、今のところ何も分からないんだよねー
せめて目的ぐらい分かるといいんだけどさー」
「んなもん決まってる、紅蓮潰してトップになるためだろ」
「いおバーカ」
「あ゙?」
「庵、落ち着け」
手を出そうとする庵を次朗君が必死にとめにかかる
「そんな理由ならもっと派手なことでもしてきそうなんだけどさ、何か引っ掛かるわけ」
「ん~」とノエルは考えるようなしぐさをして、私の方を向く
「ねぇ、お姉さん奴らから何か聞いてない?」
すべてを見透かしていそうなノエルの目に思わず冷や汗が出そうになる


