黒い羽と嘘と執着


何で、本当に運なの?



皆一瞬本当にそう思った



でも、



「んー、次は何にしよっかなー?」



不適に笑うノエルを見て私達5人は思った



運だとしたらノエルの表情は余裕すぎる



私達にばれない方法でイカサマしているから余裕なんだって



「じゃあ、4番……」



え……私何番だっけ?



そっと番号を確認する



5番だ



「このメイド服着てゲーム続行で」



……良かった私じゃない



カラン……



私が安堵していたその時、隣にいた次朗君が棒を落とす