私たちは命令が送られるとその場を離れた。 〈今日は暴れそうにないな。直ちに直帰。〉 と、警戒をしつつも直帰した。 家に帰ると 「沙羽ボランが捜してたわよ。」 居間に座る私たちに飲み物を出しながら言ったお母さん 因みに私の相棒は黒猫のキキとカラスのボラン。 黒猫もカラスも不幸を呼ぶというけど、それだけで怪我してたこの子たちを手当てすると懐かれた。