キーンコーンカーンコーン。



席につけーと爺ちゃんの教師が入ってくる。


コイツはマジボケてんのに

いつまで教師続けんのかなぁ。


もう定年だろ爺ちゃん、やめればいいのに。


とか思ってると



「洸ー♡シャーペン交換しようぜー♡」



と、何故か授業が始まってるのに


何故かまだ隣の席にいる殉を俺は目を見開き無言で驚く。



「シャーペン交換♪」



小声で言ってるからまだいいとして....



って、お前そりゃ女子か!!


爽やかイケメン、そりゃ女子の言動だから!!


ちょっと初めてのお付き合い♡に不慣れな女子のやることだから!!!!



「おーい♡無視かー♡」


ニコニコこっちをみんな!爽やかイケメン!!



「おい辻。やめろ、洸は俺とシャーペン交換するんだ」



....さっきと同じ流れで
左隣から登場すんな龍ーーーッッ!!!



「ゆーけど俺はシャーペン交換とか
謎なことしねぇから」



「えー....やりたかったのに....」



「俺は別に....。」



「五十嵐おまえ、別にやりたくなかったのに、シャーペン交換したいって言ったんかっ」



「辻とされるよりマシだと思って」



「お前、....殺したいわぁw」




どうぞどうぞ


殺しあってくださいなw



「てか、そもそもお前ら
席ちがくね?」



「変わってもらった」



「そーゆーことー」




ああ、そう。



って納得できるかっっ



俺の隣どっちも
確か女子だったぞ!?絶対女子だった!



何が悲しくて


隣の席どっちも女子だったのに

男に変換されなきゃなんねえんだ!!



ふっざけんな!!



「なにー?殉ちゃんが隣で嬉しい?洸ちゃーん」



「洸は守る、殉の悪の手から。」





ああ、俺、


ストレスで死にそう。


こいつらのせいな。w