驚いて起きようとしたが 佐々木さんが私にまたがってきた。 『佐々木さん!やめてください!』 佐々木さんは無言で私の服を脱がした。 いや……引き裂いたんだ。 ブラウスのボタンが飛んだ音が耳にはっきり残った。 胸も乱暴に…… 「他の男に抱かれたか?」 冷たい声。 『そ、そんなこと、してない』 いつもは優しくしてくれるのに… スカート捲りあげて、下着も片方の足だけ外して… 無理矢理、いれた。 痛みと虚しさしかない。 涙が止まらなかった。