食事が終わり、会計を済ます。


『自分の分は払います』


「いや、誘ったのは俺だから」


『食べたのは私ですから』


「ふっ。なら次、頼むわ」


そう言いながら私の分も払って外へ出た。


次って、また食事するのかな?


そう思ってたら


私の手を握ってきた。


私はびっくりして

佐々木さんを見ると


「もう少し、話そう」


私は恥ずかしくて頷くことしかできなかった。