起きなければ、と思った。眠っているのだろうか。それとも死んでいるのか。眠るのは死ぬのと変わらないな、とふと思う。呼吸も拒否してしまえばそれは死んだことになるのだろうか。では私は今死んでいるのか。だけれども、この音に答えなければ。私を呼んでいる。これは声だ。私を呼ぶ、声だ。「……」