あの場所で。


こうやって肩を引き寄せながら歩くのは日常的なことで、別に私達としてはおかしいことではない。


ただ大和にとって私は手を置きやすい身長だから、そうしているだけ。


こうして肩を引き寄せながら歩くのも少なくない。


...周りの女子からは視線がすごかったけど。


特に気にしてはいなかった。


そんなことを考えていると、あっという間に理事長室についた。


──コンコン


「失礼しまーっす」


大和の緩い挨拶に対して


「どーぞー」


ドアの向こうから緩い返事がきた。