岡本くんの愛し方









文化祭の出し物の話をしていたら先生が来て、皆が自席についた。




「えーっと、文化祭の出し物だが…
俺がクラスの担任になったからには宿命だ!
劇をやるぞ!監督はもちろん、俺!
いろいろと準備はしてあるからな!」




あまりのすごさに、えぇ〜ではなく、おぉ〜に変わってしまった。




ここまで完璧に準備されてると、もうやるしかないよね。




「て事で、約決めをしていくぞ〜
今回の劇は…〝ロミオとジュリエット〟だ」




うわあ…なんか定番って感じだな…。
でも、面白そうかも。




「まずは主役となる男女から、推薦したい奴いるか?」




先生の言葉に、女の子が岡本くん!と口々に言った。




「じゃあ、ロミオは岡本な!」




…岡本くん、嫌そうな顔してそう。




そう思ってチラッと見てみると、案の定、
すごく嫌そうな表情をしていた。