岡本くんの愛し方









恋なんだ、って分かった瞬間、
何かに縛られていた物が一気に外された気分になった。




否定もしない。




だって、もうわかったから。




この気持ちが、恋なんだって。




少女漫画で見てたドキドキも、
ケータイ小説で見てたドキドキも、
全く分からなかったけど、今思うと分かる気がする。




「どうしよう…岡本くんとケンカしちゃったよ」




しかももう10時だし…明日も早いのに……。




「泊まっていきなよ!ベッドせまいけど、一緒に寝よう?私すずとお泊りしてみたかったんだよね〜」




「いいの…?したい!」




雅ちゃんからパジャマを借りて、
泣きつかれたのかすぐ眠くなってきた。




「おやすみ〜」




「雅ちゃん、おやすみ〜」




電気が消えたあと、私は直ぐに眠ってしまった。