岡本くんの愛し方









―――――……


「…」




「…」




お昼休み、図書室に行き岡本くんのスパルタ授業が開始されました。

今は答え合わせ中…。




ここの学校の図書室はあんまり使われてなくて、人が来たとしても、眼鏡にお下げの先輩とか、ガリ勉先輩とか、本が大好きな静かな人達だけなんだって。




図書委員の岡本くんがさっき言ってた。(岡本くんが図書委員なの忘れてた…)




「5問中4問が…」




「…」




「間違ってる」




少し期待した自分がバカみたい。
酷いよ、岡本くん。




当の本人は依然、真顔。
…のように見えて、私の反応を楽しんでる気もする。




「全問不正解よりはいいんじゃない?」




あれ、今岡本くん…褒めました?




「次は2問正解してね。
しなかったら、教科書の角を頭に…」




「頑張ります!!」




教科書の角なんてものすっごく痛いよね!?
そんなの絶対に嫌だもん!




そんな図書室でのスパルタ授業は、お昼休み終了ギリギリまで続いた。